面接を受けたサロンから「ぜひ来てほしい」と連絡があった。でも、もう一店舗の面接が数日後に残っている。働く場所をきちんと選びたい一方で、待ってもらう相談が失礼にならないか、迷う場面です。
そんなときは、返事をしないまま考え続けるのではなく、今の期限を確かめ、いつ返答できるかを具体的に相談します。この記事は、セラピスト・整体師求人に複数応募し、まだ働く約束をしていない段階の人に向けたものです。すでに承諾や契約を済ませた後の変更とは分けて考えてください。
まず「結果を待つ日」と「自分が返事をする日」を分ける
店舗からの「数日中に連絡します」は、選考結果を知らせる予定です。一方、「金曜日までにお返事ください」は、応募者が意思を伝える期限です。この二つが混ざると、他店の結果を待っている間に、自分の返答期限を過ぎてしまいます。
手元のメモには、店舗ごとに次の四つだけを並べてください。店舗名や担当者名が分かる形で、自分用に残せば十分です。
- 次に予定されていること:面接、技術確認、結果の連絡など。
- 店舗から連絡が来る目安:分からなければ「未確認」と記す。
- 自分が返事をする期限:日付に加え、時刻の指定があるか。
- 期限の相談先:面接担当者と、普段使っている連絡方法。
「早めにお願いします」とだけ言われた場合は、何日までを想定しているか尋ねます。逆に、期限の指定がないからといって、何日でも待ってもらえると受け取らないことも大切です。
他店の面接日ではなく、判断できる日を伝える
例えば、神奈川県内で二つのサロンに応募し、A店への返答期限が10月23日、B店の面接が10月24日だったとします。これは手順を説明するための架空の例です。B店の面接が終わっても、結果が出る日が未定なら、24日に必ず決められるとは限りません。
先にB店へ「面接後の結果は、いつ頃ご連絡いただける予定でしょうか」と確認します。その見通しを踏まえて、A店に相談する日付を決めましょう。自分の都合だけで長い期間を申し出るのではなく、判断に必要な日程を説明できるようにしておきます。
期限の延長はあくまで相談であり、認められるとは限りません。募集人数や研修日程によっては、店舗が待てないこともあります。「何日なら必ず大丈夫」という共通の正解はないので、指定された期限より前に連絡してください。
相談文には、お礼・理由・希望日を入れる
長い事情説明よりも、何を相談したいかが一度で伝わる文面にします。他店の名前、提示された金額、面接担当者の評価まで書く必要はありません。選考中であることを伝えるなら、事実の範囲で簡潔に書きます。
先日は面接のお時間と勤務についてのご案内をいただき、ありがとうございました。現在、ほかの応募先でも選考が進んでおり、日程を確認したうえでお返事したいと考えております。10月23日までと伺っているお返事について、10月27日17時までお時間をいただくことは可能でしょうか。難しい場合は、現在の期限内に判断いたします。ご検討いただけますと幸いです。
日付と時刻は例です。そのまま送らず、実際に返事ができる日時に直してください。「現在の期限内に判断いたします」も、本当にそうできる場合に使います。期限内の判断が難しいなら、その事実を伝え、どのように進めるか相談する必要があります。
「前向きに考えています」と書くなら、その気持ちがあるときだけにします。時間を確保するために「必ず入ります」と伝えると、店舗が決定したものと受け取るおそれがあります。まだ決めていないなら、決めていない状態が伝わる言葉を選びましょう。
送っただけでは、期限が延びたことにはならない
メッセージを送信できても、希望した日まで待ってもらえるとは限りません。返信で了承を確認するまでは、元の期限が残っていると考えて動きます。既読が付いたことと、延長が認められたことも別です。
期限が近いのに返信がない場合は、応募時に案内された窓口へ確認します。電話が可能な窓口なら、「期限についてメッセージをお送りした件で確認したく、ご担当者様はいらっしゃいますか」と用件を短く伝えます。施術中の担当者へ繰り返し電話するのではなく、連絡の取れる時間も聞いておくとよいでしょう。
電話で了承を得たら、「それでは10月27日17時までにお返事いたします」と復唱します。普段の連絡手段がメッセージなら、通話のお礼と合意した期限を一通残しておくと、後で双方が確かめられます。
待ってもらう時間は、迷いを減らすために使う
延長しても、比較する基準が決まっていなければ同じところで迷います。ここでは募集条件を全部採点するより、「この答えが分かれば決められる」という未確認事項を一つか二つに絞ります。
- 自分で判断できること:通える曜日、退勤後に帰宅できる時間、続けたい施術分野。生活の予定と照らして決める。
- 店舗への確認が必要なこと:希望する曜日での受け入れ、技術確認の結果、研修の開始日。誰からいつ回答が来るかを確かめる。
- まだ見込みにすぎないこと:「慣れたら増やせるかもしれない」などの話。決定済みの条件と同じ重さで比較しない。
確認が必要なことは、期限の直前ではなく、返答を待ってもらえた時点で尋ねます。別の店舗の結果が出ることだけに判断を預けず、今受けている案内で働きたいと思えるかも考えておきましょう。
延長できないとき、他店の結果が遅れたとき
A店から「23日まででお願いします」と回答があったなら、B店の結果が出ることを前提にはできません。現時点で分かっている内容で判断するか、今回は見送るかを考えます。結果を待つためだけに、働くつもりが固まらないまま承諾する進め方は避けたいところです。
一度延長してもらった後で、他店の連絡がさらに遅れる場合もあります。約束した日を黙って過ぎず、分かった段階で連絡してください。再度の延長が難しい場合は、その期限で判断する必要があります。返事を先送りし続けるための相談にしないことが大切です。
返答するときは、「ご案内いただいた条件で勤務を希望します」なのか、「今回は辞退します」なのか、意思が読み取れる文にします。相談中の事項が残るなら、その内容も明記します。お礼だけで終えると、店舗は次の手続きを始めてよいか判断できません。
店舗側も、返答日を具体的に案内する
採用を進める店舗は、連絡の際に「返答期限」「相談先」「返事の後に行うこと」をそろえて伝えると、応募者との予定を合わせやすくなります。期限を延ばせない事情がある場合も、研修開始日など、説明できる範囲の理由とともに伝えると話が明確になります。
面接後に考える時間が必要なら、まず期限を確かめ、返答できる日を相談する。そのうえで、合意した日までに自分の意思を届ける。この順序を守るだけでも、待つ側・待ってもらう側の行き違いを減らせます。
ココワークはセラピストなどの求人情報を探せるサイトで、求人掲載を検討している店舗にも利用できます。ココワークで求人情報を探す・掲載を検討する際は、面接の日だけでなく、返事をする日まで予定に入れておきましょう。
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